17日目(12月30日): ワシントン(ワシントンD.C.) → ニューヨーク(ニューヨーク)
さて、今日はワシントン観光の日Part2。
今日は歩いてリンカーンメモリアル、ホワイトハウス、ワシントンモニュメント、国会議事堂などを見て回る予定です。
昨日、早く帰って寝たにもかかわらず今日も期限ぎりぎりの10時で大慌てでチェックアウトしました。
旅の初めの頃なんて遠足前の子供みたいに朝5時に目が覚めたりしたのが嘘みたいです。(苦笑)
とりあえずワシントン市内に向かう前に郵便局を探すことにしました。
と言うのも、フロリダのディズニーワールドで絵はがきを買ったものの郵便局がなかなか見つからず出せずじまいだったからです。
モーテルの受付の人の話では結構近くにあり簡単に見つかるとのことだったので教えられた方向へ行ったのですが全くある気配がありません。
しょうがないので近くのガソリンスタンドに寄り郵便局の場所をもう一度聞くことに。
すると、「そこの角を右に曲がって病院を左だ。」と教えてくれました。
よし、これで見つかる!と喜んで角を右に曲がり進んだのですが病院が全く見つからず、代わりにラッキーなことに郵便局が右手に見つかりました。
本当にみんな適当なこと言ってくれてます。(苦笑)
てなわけで、何はともあれ郵便局が見つかったので手紙と家へちょっとしたお土産を送りました。
手紙は一通70セントぐらい(日本円で80円ほど)で送れたと思います。
その後改めてワシントン市内へ。

ワシントン市内に着いた後、昨日探しておいたジェファーソンメモリアルの駐車場へ行きました。
ですが、今日改めて行ってみると思いのほかワシントンモニュメントなどまで遠い!
と言うわけで、モニュメントの近くの駐車場へダメもとで行ってみることにしました。
その駐車場はモニュメントから近く、なおかつタダなのでかなりの人気です。
一回目行ったときはやはり満車で止められなかったのですが、その後ぐるっと回ってもう一度行った時にはたまたま出て行く車がいてラッキーにも駐車することができました。
喜び勇んでいざモニュメントへ。

ワシントンモニュメント、リンカーンメモリアル、ホワイトハウス、国会議事堂の位置関係はモニュメントを中心にしてリンカーンメモリアルが西、ホワイトハウスが北、国会議事堂が東にあります。
とりあえず、一番近いモニュメントへ行ったのですが今だけなのか回りを柵に囲まれており中には入れそうにありません。
と言うことでリンカーンメモリアルから見て回ることにしました。


ワシントンモニュメント。存在感大です。

モニュメントからリンカーンメモリアルまでは1キロほど。
その途中、工事中のWWU(第二次世界大戦)かなんかのメモリアルを越えしばらく行くとリンカーンメモリアルが見えてきました。
リンカーンメモリアルはギリシャの神殿のような形でリンカーン像がそこに座っています。
そのメモリアルの前に水を張った大きなプール?があって、映画のフォレストガンプなどでも有名なのですが、今はなぜか水が抜いてあったのでそこを歩いていきました。
水が張ってあったら綺麗だったかなと思うとちょっと残念です。
思ったより時間がかかりやっとのことでリンカーンメモリアルに着いてみると、思ったよりもずっとリンカーン像が大きい!
行く前はもっと小さくて建物の中のリンカーン像を外から写真で撮るのかなと思っていたのですが実際は建物の中のリンカーン像のほんの手前まで行けました。
そこで記念撮影をして次はホワイトハウスへ。

工事中のWWU?のメモリアル。 来年辺りには新しい名所かも知れません。
干上がった大きなプールを歩いていきました。 リンカーンメモリアルへは階段を上っていきます。
大きさが分かりますか? これが有名なリンカーン像です。
リンカーンメモリアルから。壮観! ベトナム戦争の銅像。

その途中にもベトナム戦争の記念碑があったりして改めて記念碑ずくしの町だなぁと思いつつひたすら歩いてホワイトハウスに着きました。
ホワイトハウスは昨日車から見たときにも思ったのですがリンカーンメモリアルとは対照的に思いのほか小さい!
セキュリティーの問題からだと思いますがかなり遠くからしか眺められないのもあってちょっと期待はずれでした。
たぶん、実際に近くまで行けば立派な建物なのだと思いますが何せ周りのデパートとかがホワイトハウスよりずっと立派で大きいのでかなり見劣りするのは否定できないと思います。
まぁ、大統領はあくまで一般人の代表であって王様ではないということを考えると当然かも知れませんね。

これがホワイトハウス!立派ですが・・・
実際見えてるのはここから。小さい! ホワイトハウスの近くにあった何かの記念碑。

ここまで思いのほか歩く距離が長くかなり疲れてきていたので国会議事堂は歩いていくのを諦め、モニュメントをもう一度通って車に戻ることにしました。
モニュメントはやはり柵に囲まれており中には入れなかったのですがモニュメントが円形に配置されたたくさんの星条旗に囲まれている様子が伺えました。
柵がなくてもっと近くまで近づければもっと綺麗だったかなと思います。


よく見るとモニュメントが旗に囲まれています。

さて、車に帰り残った国会議事堂の方面へ向かいました。
その途中には僕達は行きませんでしたが有名なスミソニアン美術館が立ち並んでいます。
外観はワシントンの町並みが総じてそうなのですが大変立派で中もさぞかし素晴らしいのだろうなと思いました。

有名なスミソニアン美術館です。 なんとも個性的な建物が並びます。
スミソニアン美術館その3 スミソニアン美術館その4
スミソニアン美術館その5 スミソニアン美術館その6

さて、目当ての国会議事堂なのですがこれは大変立派で十分見る価値がありました。
ただこれも外からしか写真は撮れません。当たり前ですけどね。
国会議事堂の前に道が通っているのですがその道はほとんど車も通らないので国会議事堂の前で一旦停止して写真撮影することができました。
正直、車で行ったならば国会議事堂は歩いては行かずに車から写真を撮るのがベストかなと思います。
モニュメントからの距離も国会議事堂が一番遠いですし。

左手奥に国会議事堂が見えてきました。 これが国会議事堂です。
あたりも綺麗に整備されています。 正面から。
なかなか感じのいい所です。 近くにあった銅像。

ここまで見終わってまだ昼を過ぎてしばらくたった頃でしたが、ワシントンに別れをつげ次の目的地ニューヨークに向かうことにしました。
ワシントンは全体として大変綺麗で立派な町でした。
治安も悪くなくさすがはアメリカの首都と言った風格があります。
いちいち撮っていてはきりがないほど銅像や記念碑が町中にあり見所は有り余るほどあると思います。
ただ車で行くと道が本当にわかりづらく、またクラクション音がうるさいです。
正直、運転するものにとってはこれほど運転するのが嫌な町もないです。
日本の東京、大阪よりはマシなのかも知れませんが・・・
お金がある人はトロリーツアーに申し込んだら見所全部回れていいんじゃないでしょうか。
僕らはお金がないのでそのパンフレットを見て見所とルートをチェックして自分達で回っていましたが。(笑)
さて、アメリカの首都ワシントンに別れを告げいざ憧れのニューヨークへ。

程なくして次の州メリーランド州に着きました。
メリーランドでは最大の町と思われるBaltimoreを通ったのですが古く寂れた工業都市とか古い炭鉱町と言った雰囲気で余りよさそうな雰囲気ではありませんでした。
ガソリンがなかったので仕方なくBaltimoreで降りてガソリンを入れたのですが街の雰囲気も悪く大変治安も悪そうです。
ワシントンは大変治安が良かったので余りのギャップにびっくりしました。
早く危ないところは抜けようとメリーランドをさっさと後にし次の州デラウェアへ。

デラウェアはもともと大変小さな州なのですが僕らはその北端を少し通っただけなのでほとんどデラウェアにはいませんでした。
しかし、少し見ただけでも殺伐としたメリーランドとは違いちょっとした都会といった感じでした。
隣の州でもほんとだいぶ違うものです。
デラウェアを抜けるとペンシルベニア州とペンシルベニア州が抱える全米有数の大都市フィラデルフィアに入りました。
Philadelphiaはさすが全米有数の大都市だけあってものすごい大きいです。
ただ特徴として固まって高層ビルが建ち摩天楼を形成していると言うよりは街全体がずーとビルの立ち並ぶ都会といった感じでした。
よく地方の大都市は町のほんの一部に高層ビルが固まっていてどこから見ても中心がわかるというのが多いので少し新鮮な感じがしました。
と言うか、ただフィラデルフィアは余りに大きな都市なので高層ビルがたくさん建ちすぎて中心がどこかわかりずらくなったのかも知れません。
このフィラデルフィアは旅行前の予定では一泊する予定でしたが日数が押していることもあって泊まらない事にしました。
せめてご飯だけでも、と言うわけでフィラデルフィア郊外のRubyTuesdayへ。

このRubyTuesdayというお店は東海岸を北上するにつれて目にするようになったお店でちょっと気になっていたお店なのです。
まず名前からして何故Tuesday(火曜日)なのかと興味は絶えません。(笑)
と言うことで初RubyTuesdayに行ってきたのですがグリルのお店でした。
AppleBee'sに近いです。
メニューを開けるとやはり高い。
と言っても10ドルちょっとぐらいなのですが僕らの一食にしては少し高めです。
とりあえずサーロインティップとチキンを注文。
店の雰囲気は悪くないのですが待てども待てども料理が来ない。
30分ぐらい待ってようやく来ました。
料理は味はおいしいのですがやっぱり量が少ないのでちょっと物足りなかったです。
しかも、アイスティーをおかわりしたら2回分請求されました。(涙)
ちょっと散々だったです。別に悪い店ではないんですけどね。


これがそのRubyTuesday。良くも悪くも久々の贅沢でした。

そんなわけでRubyTuesday出てフィラデルフィアを抜けるとまたも州が変わってニュージャージー州に入りました。
東海岸は西に位置する州に比べてかなり小さいのでたくさんの州を簡単に見て回れるのでちょっとうれしかったりします。
やっぱり州境を越える時ってわくわくしますからね。
アメリカは広くて州ごとに全く違うので違う国に来た感覚になれます。
さて、ニュージャージー州は夜ということもあり、余り町並みはよく分かりませんでした。
とりあえず、インフォメーションセンターに寄ってホテルのクーポンをゲットしようと思ったのですがもう閉まっていました。
なので仕方なくそのまま進んでコンビニでゲットしようと思ったのですが、どこのコンビニにも置いていません。
このままではどこに泊まればいいのか全くわからない!!と焦りだしたところ、ちょっと大きめのRestAreaを発見し、立ち寄ることに。
そこではスターバックスコーヒーがあったのですが、時間が遅いこともあって閉まっていました。
ですが、念願のクーポンはゲット!!
マンハッタンに近くて安くてきれいそうなチェーン店のモーテルを探します。
KnightsInnとBestwesternが平日オフシーズンのとき39ドルと言うことでそこを目指して出発。
JerseyCityというところを越えるともうニューヨークなのですがそのJerseyCityは隣にニューヨークが控えているだけあって、高速から見ると都会とはいえませんでしたがあたり一面に光が灯っていました。
日本だと普通のことですが何せ土地が有り余ってるアメリカなのであたり一面に光が見えると言うのは珍しいことなのです。
泊まろうとしたモーテルもそのJerseyCityにありました。
ちなみにニューヨークも高速から見えたのですが最初JerseyCityと思った位で思ったよりもすごくなかったです。
確かに夜景は大変綺麗なのですがやっぱり日本の都会を知ってる者達としては都会というだけで感動できないのかもしれません。
さて、ニューヨークの近辺はTurnpikeになっており有料道路なのでおちおち戻ったりもできないんですが、どこをどう行けばいいのかわかりにくく何回も行ったり来たりして大変でした。
料金所の前できわどく反対車線に乗り換えていたので余計にチャージされたりとかは少なかったですが。(苦笑)
とりあえずやっとのことでモーテルの場所を突き止め行けたので値段の聞き込みを開始。
やはり年末なのでどこもかしこも高いようです。
底値が$70ぐらいかな。
ちょっとそれは厳しいので困ってます。
今日はどこかに泊まれるのだろうか・・・


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