20日目(1月2日): ボストン(マサチューセッツ) → ブラトルボロー(ヴァーモント)
今日の目覚めは8時頃。
とりあえず睡眠はたっぷり取っています。
昨日は多少熱が出たりしてしんどかったのですが、今日はよく寝たこともあり熱も全くなく快調そのものです。
さて、準備をして10時ごろ出発。
大変綺麗で居心地の良かったBestWesternともお別れです。
出発前に外に出て初めて気が付いたのですが今回の旅行で初めて雪が積もっていました。
冬真っ盛りにも関わらず、僕達は今までラッキーなことに出発前のフリージングレイン以来雨、雪の日が一度もなかったのです。
しいて言うなら、ニューオーリンズで少し小雨が降ったぐらいです。
というわけでとうとう雪が降ったかと思ったのですが、幸い積もった量も大したことがなく、また実際に降っている量は微々たるものだったので逆に綺麗でいいかなとか思ったりしました。(笑)

さて今日の予定は、昨日見つけられなかったハーバード大学に行った後、ボストンよりもっと北にあるメイン州、ニューハンプシャー州、そしてヴァーモント州をぐるっと見てまわることです。
当初の予定ではボストンの後はニューヨークに行くことになっていたのですが折角車で旅をしているので見れるだけ全部の州を見ておこうという話になったのです。
やっぱり今回の旅で一番楽しいのは別に観光名所でもない所をドライブしている中でその土地の本当の様子を見れることだと思うので、メイン州などまで見て回るのは大変有意義だと思います。

さて、ハーバード大学なのですが昨日必死に探したのにもかかわらず見つからなかったこともあり今回は違った道から行くことにしました。
郊外から直接大学のあるケンブリッジに向かい、大学があるはずのMassachusettsAvenueを北上。
ハーバード大学の近くはマサチューセッツ工科大学など大学が固まってあることもあり大変にぎわっています。
MassachusettsAvenueも両側は食べ物や洋服を売る店が建ち並び大学生が日々利用している様子が覗えました。
町並みは大変情緒があっていい所です。
ものすごく治安もよさそうだし、綺麗だし、大学生活を送るにはもってこいだろうなと思いました。
さて、肝心の大学ですがしばらくMassachusettsAvenueを行ったところで右側にそれらしき建物を発見。
辺りをグルグルと見て回った後、路上で駐車できる所に駐車しました。
ただ、ここがハーバード大学だという確証が持てないので辺りの人にも聞いてみたのですがほとんどの人が観光客。
逆にいえばそれがここがハーバードだという証拠になりそうです。(笑)
とりあえず大学の中に入ると立派なギリシャ風の建物が目に付きました。
どうやらそれが図書館らしいです。
中に膨大な量の本が納められた立派な図書館であろう事が見て取れます。


これが図書館。立派な図書館ですね。

その逆側には綺麗な塔の付いた建物も見られました。
雪が降ったので大学内もますます綺麗で良かったです。


これがその塔。雪景色なのでより綺麗でした。

さて、そこよりももっと奥に進むとそこにはたくさんの観光客が。
どうやら何かの銅像があるようです。
順番を待ちその銅像の前で記念撮影。
その銅像はハーバード大学の創立者ジョン・ハーバードさんでした。
やっぱりハーバード大学でした。やったぁ!(≧▽≦)
さて、周りの観光客を見るとその銅像の左足をさわっています。
そのせいでその銅像の左足だけ銅色で光っていました。
どうも幸運が訪れるということのようなのでしっかりさわってきました。
これで頭良くなって来学期もばっちり♪だったらいいな。(笑)
たぶんこの銅像がハーバードで一番の観光スポットだったようです。
たまたまながら見つけられてよかったです。全く知らなかったので・・・


ジョン・ハーバード像。右足だけ光っています。

その銅像の正面にある門が正門らしくそこの近くには銅像がやっぱり立っていて、また警備員も横にいました。
ハーバード大学は多分もっと大きいんだと思うのですがメインのキャンパスだと思われるところは思ったより大きくなく20分ほどで見て回りました。
キャンパスは立派だし大変綺麗だったのですが、ぶっちゃけその近くの教会の方が立派だったりします。
ボストンという都会に位置している以上大きさはしょうがないですね。

ハーバード像の近くの正門らしき門。 違う場所の門。向こうの建物は大学じゃないです。
これが近くの教会。超派手派手! それにしても立派です。
どういった教会なのでしょう?変わっています。 近くの別の建物です。かっこいい。

個人的には僕らが通っているオクラホマ州立大学もかなり大きく、またかなり綺麗な大学なのでハーバード大学を見て驚愕!とまではいかなかったですね。
でも、普通の人達が見たら絶対すごい綺麗で立派な大学だと思うと思いますよ。
僕らにすると変な話ですけどハーバードに来て自分達の大学って結構立派なんだなぁって思いました。
たぶん、オクラホマ田舎だから土地が余ってるだけだと思いますけど・・・

せっかくなのでオクラホマ州立大学紹介。
僕らの大学の目玉。図書館です。(50Storm提供) 図書館の夜の景色。(50Storm提供)
StudentUnionです。 大学の噴水。アヒルとかもいます。

ハーバード大学を見た後は元来た道を戻りがてら、これまたMassachusettsAvenue沿いにあるマサチューセッツ工科大学を見ました。
マサチューセッツ工科大学はざっと車で回ってみた感じですが建物は芸術性を考えられているとは言いがたいです。
やっぱり工科大学って感じのキャンパスです。
ただMassachusettsAvenue沿いにあるギリシャ神殿調の建物の立派さは見ごたえありました。
さて、そんなわけでボストン観光を終えたわけなんですが、僕らはボストンは今までの中で一番ぐらい好きです。
すごい何しろ綺麗だし、街の雰囲気が落ち着いていて大変住みよさそうです。
さすが全米有数の大学をいくつも抱えている町だと思いました。

シティーホール。これは本当に立派でした。 MassachusettsAvenueの景色。
マサチューセッツ工科大学の建物。 この建物は本当に大きくて立派でした。

そんなボストンを出てさらに北へ。目指すはメイン州です。
その前に腹ごしらえとDunkin'Donutsへ。
このDunkin'DonutsもRubyTuesdayと同じように東海岸を北上するに連れてよく見かけるようになったお店です。
とりあえずコーヒーとドーナッツを注文。
コーヒーも安くまたドーナッツも12個で$4.50ぐらいなので安いです。
これで朝ごはんと共におやつまで手に入れていざメイン州へ。

これがDunkin’Donutsです。 これで$4.50!安いでしょ♪

メイン州にはニューハンプシャー州を通っていきます。
雪が降っていて本当に北のカナダに近づいているんだなーって感じがしました。
メイン州を越えたらカナダですからね。
アメリカ最北端♪
ターンパイクの道路標識も今までとは違ってマイルと共にキロが出てきます。
アメリカでキロが出てきたのはここが初めてでした。
あらためてカナダに近づいている事を実感。

メイン州はやはりニューイングランド地方ということもあってとても町並みはかわいいものでした。
ボストンなどとは違ってやはり田舎ということもあり、アパートなどが立ち並んでいるわけではなく一軒家ばかりなのですが、一つ一つのお家がとてもかわいかったです。
雪が降り積もっているのもあって本当に北のかわいい田舎町といった感じがしました。

メイン州を走ります。 本当に寒いです。空もどんよりしてるし。
海沿いなんですけど水冷たそー。 南の方とはだいぶ植生が違いますね。
町の様子。まさに雪国。 四駆でよかったなぁと感じる一瞬。

メイン州では久々にウォルマートに立ち寄りました。
最近では全くお目にかかることが少なくなってきていたので買い込むものがたくさんあります。
その前にガソリンを入れたのですが、窓ガラスについていた水滴が全部凍っていました。
通りでウィンドーウォッシャー液が出ないわけです。
そんなわけでガゾリンを入れる間も本当に寒かったです。
水滴は一瞬で凍るので窓ガラスを洗浄液で綺麗にした後、乾いた紙でよく拭いてから出発しました。

ウォルマートで買い物を済ませた後、ウォルマート内のハンバーガーショップでハンバーガーを食べました。
ここはウォルマートと提携しているのか、コーヒーやハンバーガーがとても安くおいしかったです。
レジのおばちゃんがとても気さくな人で話し掛けてくれました。
オクラホマから車で来たって言ったらビックリしていましたけど。(笑)

ウォルマートの後は次の州ニューハンプシャー州をめざし西へ。
ここではInterStateのような大きな道はないのでひたすら下道を走ります。
周りはほとんど山ばかりなんですが、ところどころにムース注意の看板があってよっぽど田舎なんだなぁって思い知らされました。
メイン州も周りは木ばっかりの景色だったのですがニューハンプシャー州に入るとその傾向はより高くなります。
この辺はスキーリゾートらしくたまに見かけるモーテルもかなり綺麗にしてありました。
でもその分値段も・・・苦笑
時々耳が気圧の変化でおかしくなるので、思いのほか高地に来ているのを感じます。
全然アップダウンとかはないんですけどね。
時折見かける民家もみんなかわいらしい家々ばかりです。
今回の旅行で思ったんですがアメリカのクリスマスを楽しみたいなら田舎が一番です。
都会は大した事ないです。
その点、ニューイングランド地方は昔ながらの綺麗な家々がそれぞれクリスマスの飾り付けをしているので大変かわいらしく、また綺麗です。
クリスマス時にはお勧めしたいところです。
さて、ニューハンプシャー州はひたすら西に走り目指すは次の州ヴァーモント州へ。

ヴァーモント州はニューハンプシャー州以上に山でした。
たぶん僕らがヴァーモント州でもの東端を南下していたのが大いに関係あると思うのですがそれにしてもアップダウンが激しい。
すぐ横がごつごつとした岩肌の見える崖になっていたりしてかなりすごいところでした。
ちょっと日本の高速とかに似てるかも知れません。
でもアップダウンはもっと激しかった。
高速なのでそんなに急カーブとかはないんですがとりあえずアップダウンが激しいので気圧で耳がおかしくなって大変でした。
耳がつーんとすると気持ち悪くなるし、酔いやすくなりますからね。
彼女はこの道で酔ってしまってダウンしていました。
あとこんな山道なのでひどいと次の出口まで16マイルとかの事があります。
これはガソリンスタンドがほとんどない事を意味するのでかなりきついです。
僕らはメイン州でとりあえず満タンにして出発したのですが途中ニューハンプシャー州でも一回か二回ほどしかガソリンスタンドを見ませんでした。
この辺の州はかなりの田舎なのでガソリンがものすごく高いのですがそんなこと言っていられません。
メイン州でガソリン入れた時にタンクに入ったガソリンを売ってたのは今思えばなるほどって感じがしました。

そんなわけで、ヴァーモントのひどい山道を南にくだりガス欠気味になったのでガソリンスタンドのあるという出口で降りました。
しかしどこにもない・・・
ずーと辺りを探したのですがガソリンスタンドがありそうな気配が全くしません。
もしかすると出口からさらに5マイルとか行かないとないのかも・・・苦笑
本当にガス欠がここでは実際に起こりうる大問題です。
仕方ないので次の出口まで数マイル頑張って行くと24時間営業のガソリンスタンドの標識が。
やったぁ!と喜びつつかなり高かったのですがガソリンを補充しました。
その後はさらに南下しヴァーモント州を抜けるぐらいの所でしばし休憩。
その前にDunkin'Donutsに入りコーヒーだけ買ってトイレを使わせてもらいました。
トイレを探すのも一苦労の所ですからね。(苦笑)


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