3日目(12月16日): ニューオーリンズ(ルイジアナ)
今日は8時起き。
十分睡眠も取り快調♪快調♪
今日の予定は昨日に引き続きNewOrleansの市内観光なので旅行3日目にして長距離ドライブの全くない日。
まぁ、ぼちぼち行こうかな♪(^^

朝起きて、日記を書き(夜は疲れて即寝)シャワーを浴びる。
ここのシャワーは水量が多く、家のシャワーよりいい!
結構感動です♪
インターネットの使えるパソコンのあるロビーで親にメールを書いたら出発!
今日の予定はCemeteryと昨日外から見たお城らしき教会(St.Louis教会)を中から見ること。
そして、OysterPo-Boy(牡蠣サンド)を食べることかな。
時間があれば水族館も見たいな。(^^

出発して一路Cemeteryへ向かいました。
さて、Cemeteryとは何ぞや。と。
簡単にいうと墓地です。
「一路墓地へ。」とか書くのもなんなので英語でCemeteryと書いています。(笑)
ここのCemeteryは一般のアメリカの墓地とはかなり違っていて、石で造ったちっちゃい建物の中にお棺をしまってあります。
普通のアメリカのお墓って土葬した上にちょこんと石碑が立ってるだけですよね?
かなり趣が違います。
フランスとかのお墓はこんなんなのかなぁって思ったり。
お墓にもいろんな種類があってどのお墓もサイズも見た目も違います。
中には本当に大きくて綺麗なお墓も。
彫刻とかも施してあってお墓であるという一番の目的とは別に一つの芸術作品にすら見えます。
大変見ごたえあったのですが、お墓と言うことで写真は撮らないでおきました。
何か違うものが写ってても困りますからね。(笑)
あと関係ないんですが、なぜか地面には大量の貝殻が。
何かの風習なんでしょうか。ちょっと気になりました。
ちなみに行ったCemeteryはフレンチクォーターの真北にあります。
大きい方と小さい方があったんですが、スーパーの隣にある小さい方へ行きました。(スーパーに駐車)
大きい方へは少し歩かないといけないので昨日も書いた黒人街を通らないといけないんです。
これはさすがに危なすぎという事で避けました。

さて、Cemeteryを見ているとなんと雨が降ってきました!
ぎゃー、旅行始まって初めての雨だ!いつか降るとは思っていたが・・・
急いで車に戻り中心部へ。

市内をぐるりと回り水族館の近くに駐車場があるか探しました。
雨降りという事で水族館に行こうというわけです。
しかし、水族館へはフレンチクォーターを見て回るときに一緒に回るしかないようです。
近くに駐車場があったことはあったのですが大変割高でした。


中心部を走るCanalStreetから。路面電車も通っています。

その後、DecaturStreetを通りお城のような教会の前を通って昨日夜いた画家さんがいるかをチェック。
昨日見ていたところかなり上手かったので、折角なので描いてもらおうかと思っていたんです。
結局、雨だからか画家さんはいませんでした。うーん・・・残念。
そこから一度モーテルまで傘を取りに帰ることに。

DecaturStreet沿い。馬車が並んでいます。 DecaturStreetその2

モーテルに帰って傘を持ち改めて再出発。
ですが、町へ戻る頃には雨があがり曇り空ながら傘なしでもいけそうです。
こんなことなら傘取りに帰らなくても良かったかな・・・苦笑
駐車場は昨日の所を再び利用しました。
晴れてきたということもありまず腹ごしらえだとフレンチクォーターへ。
今日の目的はOysterのPo-boy(牡蠣サンド)なのでそれが食べられる店を探します。
Po-boyと言うのはここ独自のサンドイッチです。
お店を探す途中に大きな船が着いている防波堤を寄っていきました。
すると、トランペットを吹くおじさんが。
素通りしようと思ったのですが吹いているのが何か聞き覚えのある曲。
そう「SukiyakiSong(上を向いて歩こう)」です。
あとから考えればあそこで立ち止まってしまったのがいけなかったのですが、向こうはこっちが日本人だと分かると今度は「さくら」を演奏し始めました。
吹き終わると案の定チップを要求。
「タダでもいいよ」と言ってたのですが、さくらまで吹かせてしまったのでそのまま立ち去ることもできずなけなしの$1を・・・
悔しかったので一緒に記念撮影しました。(爆)
帰り際におじさんが「バーボンストリートの北側に行くと殺されかもしれないから行っちゃダメだよ。」と忠告してくれました。
バーボンストリートの北側というのはフレンチクォーターでもメインとされる所以外全部という事です。
前にも書きましたがニューオーリンズはフレンチクォーターの一部を除いて大変治安が悪いです。
とてもじゃないが歩きやバスでフレンチクォーターへ行くのは無理なので、行かれる方はフレンチクォーター内のホテルに泊まるか、もしくは外のホテルに泊まって車でフレンチクォーターに行くことを強くお勧めします。

像の前でマーチングバンドが演奏中です。 ジャンヌダルク像。黄金に輝いていました。
町並み。 町並み。その2
フレンチマーケット 路面電車が停車中です。
よく見かけるバス バーボンストリートの標識
建物に挟まれた狭い歩道。奥に高層ビルが見えます。

さて、気を取り直してお店探しに。
結局またDecaturStreetのお店へ。
最初、ジャズの生演奏が聞ける所がいいかなと探していたのですがやはりそういうお店は高い!
貧乏学生なのでそこんところは妥協して、ブタさんがメニューを持ってるかわいいお店CafeGumbolayaにしました。
店内に入って早速OysterPo-boyを注文。
でてきたPo-boyを見てびっくり。この値段($8)でこのボリュームはすごい!
牡蠣フライたーっぷりのサンドイッチに一本一本がものすごく大きいフライドポテト付き。
ケチャップの味にも凝ってました。
あれはCajun(ここのフランス系地元民)特有のソースなのかな。
余りのサンドイッチのでかさにそのままがっつくこともできず、ナイフとフォークでお上品に食べました。(笑)
感想は、やはりうまい!(^^/
いやぁ、ニューオーリンズに来て良かった。かなり幸せです♪
牡蠣フライの味と特有のソースそして野菜が合わさってかなり満足の一品でした。
もちろんお腹もいっぱい。

お店の外です。ブタさんがメニューを持っています。 メニューです。何を食べようかな。
これがOysterPo-Boyです。 パンがふさがらないほどのボリューム!

腹ごしらえの後は水族館へ。
その途中にJackson広場とSt.Louis教会へ寄りました。
この教会とその前の銅像は外から見てもかなりインパクトがあります。
この教会が例のお城のような教会です。
前の銅像は馬に乗った人の銅像なのですがAndrewJacksonという人の銅像のようです。
名前は聞いたことありますね。有名な人だと思います。
さて、そんなこんなでSt.Louis教会へ入ろうとすると呼び止める声が。
身なりの汚いおばちゃんが銅像の前で写真を撮ってくれるとのこと。
ちょっと気が引けたのですが「I'm happy to take your picture.(喜んで写真をお撮りするわ)」と言われたら断るに断れず撮ってもらうことに。
今考えたらその場で時間がないからと立ち去ればよかったのですが・・・
写真を撮ってもらった後、案の定ホームレスだから食べるお金が欲しいと言ってきました。
そこはお金がないからでなんとか逃れました。
やり口が汚いと思いつつ、断れなかった自分達も悪いですね。
と言うか、お人良し過ぎ?むしろ、バカ・・・(TT)
今までいろんな所でホームレスに絡まれていますが、ここのホームレスはサービスで何かしてあげるからといった感じで最後に金をくれと来ます。
やり口が汚いので皆さん注意してください。
気の弱い観光客だと情が入って断れません。
明るく近寄ってきて暗い感じが全くなく超フレンドリーなのでなお更逃げられません。(苦笑)
ロサンゼルスとかは直で金をくれなので英語分からないふりをしていたら断れるので逆に楽かも知れません。
まぁ、直で金くれの方が怖いですけどね。(^^;

さて、St.Louis教会なのですが中は本当に綺麗!
カトリックの教会なので内部の彫刻から天井画からステンドグラスから本当にすばらしかったです。
手を組んで座っている人たちも見受けられました。
大変落ち着くところです。
アメリカに来てキリスト教徒の神への信仰の深さを肌身で感じてきているので写真を撮るのは少し気が引けたのですが、余りに綺麗だったのでたくさん撮ってしまいました。(笑)
他に撮っていた人もいたことですしね。

St.Louis教会をDecaturStreetから
St.Louis教会です。 AndrewJackson像
教会の内部 内部その2
内部その3 綺麗な天井画です。
座席とステンドグラス

教会を出た後はようやく水族館へ向かいました。
途中、折角なので電車に乗ろうとしたところ目の前で電車が出発・・・
しかたなく、歩いて行くことにしました。
すると歩いてわずか5分ちょいぐらいで水族館へ到着。
これなら$1.75だして電車に乗る距離でもなかったな。(笑)
電車の写真はちゃんと撮ったしいいとしましょう。(^^
水族館は何でも全米トップ5に入るとかでかなり期待させてくれます。
着いた頃には4時半で6時に閉まるとのことなので急いでチケットを購入。($14)
中はいくつかのジャンルに分かれており、カリブ海、アマゾン、メキシコ湾など見所はいっぱいでした。
魚とかの他にペンギン、ラッコ、カエル(笑)、クラゲなどがいました。
ナマズはやっぱりでかい!
タツノオトシゴの類もいっぱいいてかわいかったです。
特にシードラゴン。やっぱ擬態がすごいです。
後は個人的にクラゲが好きなので、光るクラゲを見れたのがよかったかなぁ。
ただ、カツオノエボシがいっぱいいたのはどうかと思います。あんなの誰が見たいの・・・(苦笑)
関係ないですが、魚の捕食者として遠くの岩の上に置いてあったフクロウの置物をガイドさんが真剣に本物だよと言っていた為に、傍にいた中国人とともに激写していた彼女が間抜けで面白かったです。
あんなフラッシュ攻めでぴくりとも動かない鳥なんかいるわけないのに。(爆)
後で気づいた彼女は写真の無駄遣いをした!と怒っていました。あはは。
全体的な感想としてはアメリカの水族館の中ではやはり良い方だったのではないかと思います。
魚の多さもそうですが、凝った内装や大変説明書が豊富だったのが目に付きました。
ただ、日本で海遊館などすごい水族館をいくつも知っている日本人としてはまぁそこそこという感じは否めません。
メインとも思えるホワイトアリゲーター(白ワニ)は腹をべたりとしてぴくりとも動かず寝そべっていました。(苦笑)
あんまりアルビノって感じの白さでもないです。期待はずれ。一匹しかいないし・・・


水族館を外から。綺麗な建物です。

水族館を閉館の6時まで見て回り、そこからフレンチクォーターに戻りました。
ここから夕食と言うのが普通の流れですが、何しろ昼食のOysterPo-boyのボリュームがすごくてお腹が空いていません。
無理にしっかり食べることもないだろうということで、もう一度最後にCafeduMondeでフレンチドーナッツを食べました。
相変わらずおいしかったです♪
レシピを買ったので家に帰ったら作ってみよう。
あの味が出るとは思えないけど・・・
そこからお土産だけ少し買い足して今日はそのまま帰宅。
明日は長距離ドライブの日なので早めに就寝します。
おやすみなさい☆


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